だいこん

だいこん

だいこん

時代劇版「ほんまもん」のようだ。
登場人物は、みんなひと癖やふた癖もありながら、それでいて憎まれないキャラである。
江戸時代の「食堂」の様子が目に浮かぶようで。
正直者には福がある、といういまどき珍しい路線で、読み終わったあと爽快感が残る小説。