アフターダーク作者: 村上春樹出版社/メーカー: 12345発売日: 2004/09/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 54回この商品を含むブログ (534件) を見る秋に図書館に予約したら、気が遠くなるだけの先客がいて、先日ついに順番がまわってきたときは、よほど…

赤い長靴作者: 江國香織出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/01/15メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (110件) を見る時間がゆっくり流れて平凡な夫婦の日常を江國マジックで丁寧に描写していく。子供がいない夫婦の物語。口を開けば「…

吐きたいほど愛してる。作者: 新堂冬樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/01/20メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (24件) を見る「背広の下の衝動」も読み終わったあと気持ち悪さだけが残ったが、今回は前回の比ではない。 ウジ虫を常…

酒井順子著負け犬の遠吠え 話題になった割りにはどうよ？みたいな本。ピンキリまでいる主婦を勝ち組、同じようにピンキリまでいる妙齢の独身女性を負け組とひとくくりにするのは、いくらエッセイだからといっても非常に無理がある。 結婚しもしなくても子供…

吉田 修一著7月24日通り 吉田修一の作品をはじめて読んだ。女性が書いたような繊細さがあって、なかなか面白かった。 でもこのこの主人公の女性って同性からはあまり好かれないタイプじゃないのかな。 弟が自慢というのもなんだか引いてしまう。

桐野夏生著I’m sorry, mama. 彼女の「柔らかな頬」は私が好きな小説のひとつだったので、今回の話題作「I'm sorry, mama」は思い切り期待していた。ページをめくるとグングン引き込まれていき、夜中から朝方まで一気に読破してしまった。最後のページを読ん…

山田詠美著ご新規熱血ポンちゃん やっぱり山田詠美のエッセイは面白くて元気が出る。話すスピードと同じくらいのリズムで話し掛けてくれる。 それにしても中学生の姪っ子さんの言葉のセンスが素晴らしい。これは詠美さんの血を引くからなのか、はたまた詠美…